循環器内科
高尿酸血症・痛風とメタボリックシンドローム
高尿酸血症・痛風とメタボリックシンドロームの関連性
①従来、高尿酸血症は通風発作の前段階として認識されることが多く、痛風発作の予防、治療に焦点がおかれていました。しかしこれからは、生活習慣病として高尿酸血症を第一に考えて診療していくというものです。
②高尿酸血症は長期間無症状のことが多く、過食や肥満、運動不足から生じる典型的な生活習慣病の経過をとります。その為高尿酸血症がメタボリックシンドロームの表現形のひとつとして存在する場合が多く、血清尿酸値が内臓脂肪蓄積量を反映する良いマーカーであることが明らかとなってきています。
③また、高尿酸血症とインスリン抵抗性の間に相関があることは以前より指摘されており、インスリン抵抗性に高尿酸血症が合併しやすいのは、肝臓においては内臓脂肪の蓄積によって尿酸産生が亢進する一方、腎臓においては高インスリン血症によってナトリウム排泄抑制と同時に尿酸排泄低下が起きることによるとされています。
④このように、高尿酸血症はそれだけに注目するのではなく、生活習慣病としてメタボリックシンドロームという大きな枠としてとらえることが重要となっています。高尿酸血症はメタボリックシンドロームの構成要素の一つであり、最終的には生命予後に関わる心血管疾患のリスクにつながると考えられます。
⑤なぜ痛風や高尿酸血症の患者さんが増えているのでしょうか?それは、食生活が豊かになり欧米化したこと、アルコール飲料の消費が増えたことなど環境の変化に加え、ある遺伝因子も係わって発症すると考えられています。
⑥高尿酸血症では、このように複雑に関係する他の生活習慣病の合併がないかどうかを必ず診る必要があり、それが患者さんの予後を規定する因子となるのです。
⑦尿酸値の上昇に最も関係が深いのは、脂肪とアルコールの取りすぎです。肥満は将来、高血圧や高脂血症、糖尿病などにも関係してきますから、太りすぎの傾向がある痛風・高尿酸血症の患者さんではまず、その解消を考える必要があります。食品に関しては、尿酸をつくる元になるプリン体の摂取を減らしたり、アルカリ性食品(海草類や野菜類など)を中心に、バランスのよい食事に心がけましょう。
①従来、高尿酸血症は通風発作の前段階として認識されることが多く、痛風発作の予防、治療に焦点がおかれていました。しかしこれからは、生活習慣病として高尿酸血症を第一に考えて診療していくというものです。
②高尿酸血症は長期間無症状のことが多く、過食や肥満、運動不足から生じる典型的な生活習慣病の経過をとります。その為高尿酸血症がメタボリックシンドロームの表現形のひとつとして存在する場合が多く、血清尿酸値が内臓脂肪蓄積量を反映する良いマーカーであることが明らかとなってきています。
③また、高尿酸血症とインスリン抵抗性の間に相関があることは以前より指摘されており、インスリン抵抗性に高尿酸血症が合併しやすいのは、肝臓においては内臓脂肪の蓄積によって尿酸産生が亢進する一方、腎臓においては高インスリン血症によってナトリウム排泄抑制と同時に尿酸排泄低下が起きることによるとされています。
④このように、高尿酸血症はそれだけに注目するのではなく、生活習慣病としてメタボリックシンドロームという大きな枠としてとらえることが重要となっています。高尿酸血症はメタボリックシンドロームの構成要素の一つであり、最終的には生命予後に関わる心血管疾患のリスクにつながると考えられます。
⑤なぜ痛風や高尿酸血症の患者さんが増えているのでしょうか?それは、食生活が豊かになり欧米化したこと、アルコール飲料の消費が増えたことなど環境の変化に加え、ある遺伝因子も係わって発症すると考えられています。
⑥高尿酸血症では、このように複雑に関係する他の生活習慣病の合併がないかどうかを必ず診る必要があり、それが患者さんの予後を規定する因子となるのです。
⑦尿酸値の上昇に最も関係が深いのは、脂肪とアルコールの取りすぎです。肥満は将来、高血圧や高脂血症、糖尿病などにも関係してきますから、太りすぎの傾向がある痛風・高尿酸血症の患者さんではまず、その解消を考える必要があります。食品に関しては、尿酸をつくる元になるプリン体の摂取を減らしたり、アルカリ性食品(海草類や野菜類など)を中心に、バランスのよい食事に心がけましょう。



