呼吸器内科
肺塞栓症
Ⅰ.生活や食事の欧米化で、近年、肺塞栓症が増えています。
Ⅱ.血液は肺できれいにされて、全身をめぐり、大静脈、心臓を経て肺に戻ります。そのとき、大静脈(主に下半身)で血液の流れが悪くなって血のかたまり(血栓)ができ、それが肺に達すると「肺塞栓症」を引き起こします。肺動脈に詰まり、呼吸困難や胸痛、咳や血痰を引き起こし、重症の場合は命にかかわることもある病気です。旅行者血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)もそのひとつです。
Ⅲ.主な原因として、体を長時間動かさないことがあげられており、また、手術後に発症が多いことも指摘されています。
Ⅳ.肺塞栓症になりやすい人は:高齢者・肥満の人・妊産婦・ピル内服・血液が固まり易くなっている人・心疾患や悪性腫瘍や脳卒中などの既往歴がある人・喫煙者・骨折をした人など。
Ⅴ.長距離旅行の際の予防法としては、弾性ストッキングをはいたり、足首の関節を動かして、足の血流をよくすることが勧められます。水分もまめにとってください。
気になる症状があったら、早めにかかりつけ医に相談しましょう!



