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消化器内科

胃癌・大腸癌の早期発見

胃癌早期発見のためのスクリーニング
1.胃粘膜の萎縮が進行すると胃癌の発生リスクが高くなることから、萎縮のマーカーとして血清ペプシノーゲン法により従来のX線検査による胃癌検診よりも約3倍近く癌発見率を向上させることが報告されています。

2.また、胃癌の原因としてヘリコバクター、ピロリ(HP)感染の重要性が認識され、HP感染検査(血清抗体)を血清ペプシノーゲン検査と併用することによって胃癌高危険群が同定できることが示されています。

大腸癌早期発見のためのスクリーニング
1.大腸癌は他の欧米先進国と同様に我が国でも増加を続けており悪性腫瘍の部位別には肺癌、胃癌についで第3位の死因となっている。大腸癌を早期に発見することは重要な課題であります。

2.便潜血検査は大腸癌を早期に発見し、治療を行うためのスクリーニング検査として広く普及しています。症状を訴えて診断された大腸癌と比較すると、検診便潜血陽性で発見される大腸癌の特徴として、早期癌が多い、腫瘍径が20mm以下のものが多い、内視鏡治療の適応となるものが多い、これらの特徴は高齢者でも若年者と同様である、等があげられます。

3.大腸癌死亡抑制効果も証明されており、便潜血検査は大腸癌スクリーニング検査として有効な方法と言えます。

4.しかし、最近、肥満・メタボリックシンドロームと大腸癌との関連が明らかにされてきており、単なる食事習慣の改善のみならず、肥満対策、運動習慣など、生活習慣病対策が大腸癌の予防に重要であることが認識されています。 
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